耐震スリット補修工事 無収縮モルタル工事 東京都文京区

[無収縮モルタル注入工事概要]


硬化時に体積収縮がほとんど生じない特殊モルタルを、コンクリート構造物の
・空隙
・ひび割れ
・欠損部
・機械基礎・アンカーボルト周辺
　などに注入・充填し構造耐力の回復・一体化・長期耐久性の確保を目的
　とした補修・補強工事です。


主な目的


・コンクリート内部の空洞・浮きの充填
・ひび割れ部の一体化
・アンカー・鋼材・機械基礎の固定力向上
・収縮による再劣化の防止
・耐震性・耐久性の回復

無収縮モルタルの特徴
項目 　　　　　　　　特徴
収縮 　　　　　　　　硬化時の体積変化が極めて小さい
強度 　　　　　　　　高強度（普通モルタル以上）
流動性 　　　　　　　 注入性が高く微細空隙にも充填可能
耐久性　　　　　　　 長期安定・再劣化しにくい
用途 　　　　　　　　グラウト、補修、基礎固定


主な施工箇所
・コンクリート構造物の空洞・ジャンカ
・ひび割れ補修（幅が比較的大きいもの）
・橋脚・床版・梁・柱
・機械基礎・アンカーボルト周囲
・支承部・鋼板裏込め


施工手順（一般例）
1.調査・下地処理
　劣化部の確認、清掃、必要に応じて穿孔
2.注入口・排出口設置
　パッカーや注入管を設置
3.無収縮モルタル練混ぜ
　規定水量・攪拌時間を厳守
4.注入・充填
　低圧～中圧で空隙が満たされるまで注入
5.養生・仕上げ
　所定の養生期間を確保し、表面仕上げ


使用上の注意点（重要）
・水量管理が最重要（多すぎると分離・強度低下）
・注入圧を上げすぎない（ひび割れ拡大防止）
・温度条件（冬期・夏期）への配慮
・既存コンクリートとの付着確認


エポキシ樹脂注入との違い
項目　　　　　　 無収縮モルタル 　　　　　 エポキシ樹脂
主用途 　　　　　 空隙・欠損・基礎固定 　 微細ひび割れ
弾性 低い（剛性大） 　　　　　　　 高い
厚み 大きな空間に対応 薄層向き
耐熱性 高い 製品による




弊社では
[調査業務]
非破壊試験（品質管理）、微破壊試験、中性化深さ、テストハンマーによる圧縮強度推定試験（シュミットハンマー）、鉄筋探査、ひび割れ調査、トンネル調査、橋梁調査、現場密度試験（突砂法、砂置換、法、RI測定）、平板載荷試験（道路、地盤）、スェーデン式サウンディング試験（SWS試験）、ポータブルコーン貫入試験、簡易支持力測定（キャスポル）、土質試験、ボーリング試験、環境調査　他


[施工業務]
コンクリート補修工事
無収縮グラウト注入工、型枠工、コンクリート打設工、連続繊維シート貼付け工（炭素繊維、アラミド繊維、CFアンカー等）表面被覆工、モルタル吹付工（湿式・乾式）、漏水対策工（止水工、漏水樋設置工）、ひび割れ注入・充填工　他


[加盟協会]
一般社団法人繊維補修補強協会
SR-CF工法研究会
なおしタル工法研究会
高機能エポキシ樹脂による補修技術研究会
UBEリニューアル工業会
RC構造物のポリマーセメントモルタル吹付け補修・補強工法協会（S R Shotcrete工法）
インジェクト止水工法研究会
一般社団法人STTG工法協会
バンデフレキシン工法研究会
レジテクト工業会


[対応エリア]
茨城県を中心に栃木県、群馬県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県で対応しております。


調査業務やコンクリートの補修・補強工事の事でお困りごとがあれば弊社へご相談下さい。