CB-Vシート（目地補修用）の概要
■ 名称
CB-Vシート（Carbon-Bidirectional V-weave Sheet）
■ 用途
コンクリート構造物の目地部の補修・剥落防止・漏水防止・耐震補強など
■ 適用対象
トンネル覆工コンクリートの目地部
橋梁、ボックスカルバート、地下構造物などの接合部
目地からの漏水や中性化進行が懸念される箇所
ひび割れの進行防止・剥落防止
特徴
項目 内容
繊維構造 縦横に織られた炭素繊維（2軸方向織布）
材料特性 軽量・高強度・高耐久性・耐腐食性
施工性 現場貼付けが容易、曲面にも対応
防水性 樹脂との一体化により漏水を防止
補強効果 目地部周辺の剛性・耐力向上
環境適応性 無機物に対する優れた接着性能
施工手順（一般例）
1.表面処理：目地部周辺の清掃・脆弱部除去
↓
2.プライマー塗布：接着剤（エポキシ等）との密着性向上
↓
3.シート貼付け：エポキシ樹脂を用いてCB-Vシートを貼付
↓
4.仕上げ塗装・保護コート：耐候性・防水性向上
メリット
・剥落や漏水の予防
・コンクリート打継部や目地の長寿命化
・表面からの簡易補修が可能（重機不要）
・景観性を損なわず施工可能（薄層仕上げ）
注意点
・下地の健全性・清掃状態が施工品質に影響
・エポキシ樹脂の**硬化条件（温湿度）**に注意
・長期性能を担保するには定期点検が重要
用途事例（例）
・山岳トンネルの覆工コンクリート目地部にCB-Vシートを貼付 → 剥落防止＋防水
・地下駐車場スラブの目地補修 → 漏水と中性化抑制
弊社では
[調査業務]
非破壊試験（品質管理）、微破壊試験、中性化深さ、テストハンマーによる圧縮強度推定試験（シュミットハンマー）、鉄筋探査、ひび割れ調査、トンネル調査、橋梁調査、現場密度試験（突砂法、砂置換、法、RI測定）、平板載荷試験（道路、地盤）、スェーデン式サウンディング試験（SWS試験）、ポータブルコーン貫入試験、簡易支持力測定（キャスポル）、土質試験、ボーリング試験、環境調査 他
[施工業務]
コンクリート補修工事
無収縮グラウト注入工、型枠工、コンクリート打設工、連続繊維シート貼付け工（炭素繊維、アラミド繊維、CFアンカー等）表面被覆工、モルタル吹付工（湿式・乾式）、漏水対策工（止水工、漏水樋設置工）、ひび割れ注入・充填工 他
[加盟協会]
一般社団法人繊維補修補強協会
SR-CF工法研究会
なおしタル工法研究会
高機能エポキシ樹脂による補修技術研究会
UBEリニューアル工業会
RC構造物のポリマーセメントモルタル吹付け補修・補強工法協会（S R Shotcrete工法）
インジェクト止水工法研究会
一般社団法人STTG工法協会
バンデフレキシン工法研究会
レジテクト工業会
[対応エリア]
茨城県を中心に栃木県、群馬県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県で対応しております。
調査業務やコンクリートの補修・補強工事の事でお困りごとがあれば弊社へご相談下さい。
-
場所
栃木県宇都宮市
