リダブル工法(梁のあと施工開孔補強工法)
「リダブル工法」は、既存コンクリート梁に「あと施工で開孔(穴を開ける)」を行った際、開孔部のせん断耐力を補強するための工法です。
以下に、その特徴、適用条件、メリットなどを整理します。
工法の基本構造・手法
・開孔を設けた梁に、炭素繊維シートをエポキシ樹脂で梁表面に貼着します。
・炭素繊維シートの端部を、鋳鋼製の専用定着金物(鋳鋼プレート)に巻きつけます。
・その定着金物を、あと施工アンカーボルトで梁の側面コンクリート躯体に
定着させる構成です。
・補強タイプには “U型補強” や “I型補強” の方式があり、梁断面や開孔配置に
応じた形態が想定されます。
特長・メリット
1.開孔補強で一般評定取得済み
この工法は、一般財団法人ベターリビングの一般評定(CBL RC001-10号)
を取得しています。
2.用途変更(コンバージョン)などリニューアルに適用
機器更新や用途変更に伴って梁に貫通型の孔を設けるような改変にも適用できる
設計されています。
3.定着金物による擬似閉鎖的補強
端部定着金物を使うことで、炭素繊維シートの剥離・浮きなどを抑制しつつ
補強効果を確保するよう設計されています。
4.地中梁(基礎梁)への適用も検討
通常の梁以外にも、基礎梁(地中梁)への適用拡大について検討・追加評定を
取得しており適用範囲を拡大しています。
5.補強効果
実大試験等により、補強後は無開孔時の梁と同等以上のせん断耐力が
得られることが確認されています。
適用条件・制限
リダブル工法には、適用するにあたっての制約条件も存在します。以下はコンステックの仕様・技術資料に記載されている代表的な条件です。
・貫通孔(開孔)の大きさ
U字型補強の場合は梁幅の 1/3 以下、I字型補強の場合は 1/4 以下 の孔径を目安とする。
・開孔の中心位置
孔の中心は、柱および梁の側面から 1.2D(D = 梁せい)以上離れていること。
・複数孔の間隔
孔が並列する場合、その中心間隔は孔径の平均値の 3 倍以上とする。
・上下方向位置
開孔上下端から梁上下端までの距離は 175 mm 以上を確保する必要がある。
・コンクリートの設計強度
補強設計時、コンクリートの設計基準強度は 13.5 N/mm² 以上であること。
弊社では
[調査業務]
非破壊試験(品質管理)、微破壊試験、中性化深さ、テストハンマーによる圧縮強度推定試験(シュミットハンマー)、鉄筋探査、ひび割れ調査、トンネル調査、橋梁調査、現場密度試験(突砂法、砂置換、法、RI測定)、平板載荷試験(道路、地盤)、スェーデン式サウンディング試験(SWS試験)、ポータブルコーン貫入試験、簡易支持力測定(キャスポル)、土質試験、ボーリング試験、環境調査 他
[施工業務]
コンクリート補修工事
無収縮グラウト注入工、型枠工、コンクリート打設工、連続繊維シート貼付け工(炭素繊維、アラミド繊維、CFアンカー等)表面被覆工、モルタル吹付工(湿式・乾式)、漏水対策工(止水工、漏水樋設置工)、ひび割れ注入・充填工 他
[加盟協会]
一般社団法人繊維補修補強協会
SR-CF工法研究会
なおしタル工法研究会
高機能エポキシ樹脂による補修技術研究会
UBEリニューアル工業会
RC構造物のポリマーセメントモルタル吹付け補修・補強工法協会(S R Shotcrete工法)
インジェクト止水工法研究会
一般社団法人STTG工法協会
バンデフレキシン工法研究会
レジテクト工業会
[対応エリア]
茨城県を中心に栃木県、群馬県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県で対応しております。
調査業務やコンクリートの補修・補強工事の事でお困りごとがあれば弊社へご相談下さい。
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場所
神奈川県相模原市

